アジアのかけら2011_南インドシナ編 フォトリポート_10 フエ、ホイアン、アジア飯2

2011-02-09 23:52 フエ / ベトナム

 自転車を借りてフエ郊外に点在する歴代阮朝皇帝廟や寺などを見て回ったのですが、さすがにママチャリみたいな自転車で20km以上走ると疲れました。坂道が多いのも嫌になります。
 写真は市内から3km程離れたティェンムー寺です。現役の寺で、お坊さんもいます。ベトナムのお坊さんはねずみ色と茶色の衣なんですね。眉毛もありました。

 昨日のベトナムの外国人料金についてですが、あのドンバ市場のチェーの店が笑ってしまえるくらいに露骨なだけで、普通は気がつかない程度か、ベトナム人と同じ金額を言ってくれます。
 これからベトナムへ行こうとしている方は安心して下さい。

 夕暮れから夜にかけて、日本語を勉強しているベトナム女性と話しました。と言っても、浦島太郎の話やテキストの長い例文のような話を聞くことが多かったのですが…。
 彼女は2人の子供がいて、自分は看護師をしているそうです。上の息子は医科大に通っていて、彼女のお父さんも医者だったそうです。
 お父さんはベトナム戦争の時、地下トンネルの中で医療活動を行ったのですが、1968年にアメリカ軍の爆弾で亡くなったのだそうです。
 彼女はその時4才で、戦争が終わるまで地下トンネルなどで生活し勉強したと言ってました。
 今のベトナムは平和で、経済も少しずつ良くなっているし仕事もあるので、今がとても良いと言ってました。
 ベトナム人にとって戦争はそんなに過去のものではないんだと感じました。

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2011-02-11 23:55 ホイアン / ベトナム

 ホイアンは古い町並みが残る川沿いの町です。
夜になると通りに吊るされたりお店の軒先にあるランタンに明かりが灯り、綺麗に町がライトアップされます。
 ベトナムの観光名所なので、新年休暇中のベトナム人観光客がかなりいます。

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 今日は曇りで空気がぼやーっとしていた。湿度が高いせいです。どうやら明日は雨のようだ。
 1日歩けば全て見て回れるような町なので、自転車を借りて海へ行って見ました。

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 今日も泥酔してしまいました。
 自転車で3キロほど離れたビーチに行った時のこと。浜茶屋は自転車でも駐車代を取られるため近くの村の中を走っていたら、酒盛りをしていた男性たちにいつもの様に飲んでけと誘われてしまったのです。
 お酒が弱いのでよせばいいのに断り切れず、何より地元のベトナムの人たちとお酒を飲む機会を見過ごすわけにはいかず、叔父さんや友人を含めて男6人でビール飲んでる中に加わり、中ビンを2本も飲んでしまった。
 1本で終わりにしようと思ったのに2本目を開けられてしまい、そこから急に酔いが回り出して、皆に顔が真っ赤と言われ、仕舞には大丈夫かと心配されてしまいました。
 飲み会が終わって彼らと別れた途端、頭が痛くなり目が回り寒気がしてとにかく眠くなり始め、近くの砂浜で寝てしまいました。たまに横を通りすぎる人がいたのを朦朧した中で覚えています。
 2時間程でようやく目が覚め、海岸に置いてあるお椀型の船を操って魚を獲っている若者たちの様子をしばらく眺めながら酔いを醒ましました。上手にバランスを取りながら少し沖の方で網を仕掛け、櫂でお椀の舟を漕ぐ様子はまるで一寸法師のようでした。
 なんとか自転車を運転できる状態になったので、ゆっくりホイアンの町へ戻りました。
 お酒はほどほどに・・・。

(上の地図はホイアン旧市街、下の地図はホイアン近郊の海岸)

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2011-02-12 00:00 ホイアン / ベトナム

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 1時間以上遅れてホイアン発サイゴン行きのバスが出発しそうです。
 寝台バスは初めてです。2段×3列。丸1日の移動なので窓側に座れてよかったです。席は早い者勝ちなのです。

 昼間、川沿いで客引きをしている小舟に乗ってみました。
 先日写真を撮らせてもらったおじいちゃんの舟が座ろうとしたベンチの前に浮かんでいたので、これも何かの縁かと乗ってみることにしたのです。
 おじいちゃんは日本人が好きみたいでした。
 舟の上で初めて左足がないのが分かりました。1962年にアメリカ軍の爆弾で失ったのだそうです。
 川の水に指を付け、小船の甲板(といっても薄い木の板ですが)に1962と書きながら、単語英語で教えてくれました。文字はすぐに乾いてしまうので、何度も何度も書き直しながら、一所懸命話してくれました。

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 夕方、バスの時間までゲストハウス前に置いてある机でブログ作業をしていたらご主人が横にやって来たので、今回の旅行で撮った食べ物の写真を見せてあげました。
 ちょうどラオス料理で、これはラオスのどこだと聞くのでパクセーだと言うと、そこは行ったことあるぞと御主人。
 ベトナム軍としてポル・ポト派と戦うために、1980年からラオスに3年、カンボジアのシェムリアップに2年いたんだそうです。
 腕に小さな傷があって、弾がかすった傷跡のようでした。
 小舟のおじいちゃん、宿屋の御主人。
 ベトナムは戦争を体験してる人が本当に多いと感じました。


2011-02-13 19:09 アジア飯 / ベトナム

 ホーチミン市に来ました。
 ものすごいバイクの数ですね…。
 今回もベトナムゴハンの続きです。

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ブン・ジョウ(BUN RIEU)(15000ドン)。ほろほろと崩れる歯ごたえの美味しい肉団子と、揚げ、牛肉が入っている太め米粉麺。汁が赤いのはトマトが入っているからかな。辛くありません。

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ベトナムのぶっかけ飯(20000ドン)。少しずついろんな種類を入れてくれました。

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おかずはこんな感じ。ベトナム人はお茶碗にご飯を入れてもらって食べていました。

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ホイアン市場の近くにて。

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カオ・ラウ(20000ドン)。炒めた固めのうどんに、チャーシューが乗っている。ホイアン名物料理の1つ。

/* — Nikon D700 & Sony DSC-WX5 — */

コメント

  1. たびねこ より:

    アジアご飯好きとしてはたまりません(^m^)
    ブン・ジョウというトマトが入った?は、食べた事がないので食べてみたいです!!
    あと、フエの名物料理のコム・ヘンは、面白い食べ方ですね~これも食べたい(笑)

    しかし、最初に出てきた写真のチェーは、食べかけかと思いましたよ(爆)
    ホント全然違い過ぎて、面白かったですーーー(>m<)

    ホイアンのランタンの中のご夫婦?の写真、暖かくて素敵ですね~

    • kidai より:

      ♪ たびねこさん

      ブン・ジョウは食べるまで信用してなかったのですが、ほんとに優しいトマト味で美味しかったです。
      コム・ヘンは小さいのでわんこのように何杯も食べられそうで、実際2~3杯はお代わりしている人が多かったです。

      ベトナム人には気をつけたいですね。

      ランタンはの2人は夫婦ですね。結婚式用の写真撮影です。日本と変わりませんね。

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