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1-14 ちょっとダッカ

1-14 ちょっとダッカ

 囲まれている。

バングラデシュ・ダッカ バングラデシュ・ダッカ

 よく知っているタイやカンボジアなど東南アジアとは違う、色が黒く彫りの深い顔がたくさん集まってきた。自分は今明らかに異国にいるのだと実感する。
  朝食後、空港へ出発するまでの1時間半ほどの待ち時間に宿の外を散歩してみることにした。散歩といってもこの宿に着いたのは昨晩遅くで周りに何があるのかも分からず、バングラデシュの通貨も持っていないので、迷子にならない程度に宿の近くをうろつくことしかできなかった。
  そもそもネパールへ行くはずがなぜこんな場所にいるのかと言えば、タイからネパールへ一番安く飛ぶ飛行機がビーマンバングラデシュ航空だったからだ。途中ヤンゴンで1時間以上トランジットして、日がすっかり暮れた頃にダッカに到着。ここで一泊後ネパールへは明日の昼過ぎに着く。安いのはこういうことなのだ。ちなみに機内食はカレーだ。
  このZIA国際空港では荷物の紛失や盗難、貴重品を抜かれるなどの悪評を多く聞いていたので、荷物を預けたままにはせずに一旦引き上げることにしていた。しかしいつまでたっても荷物が出てこず、出てきたと思ったら手続きがちっとも進まない。職員はたくさんいるようなのだがだらだらと手際の悪い仕事ぶりで、結局マイクロバスが宿に着いたのは22時を回っていた。
  ビジネスホテルのモーニングサービスのような朝食を食べ、外へ出ると思ったより暑くはなかった。ただ日差しは強い。
  宿の周りは建設中なのか建設途中のままほったらかしにされているのかわからない骨組みだけの鉄筋の建物や、低いビルがあった。民家のようなものは見当たらない。舗装された大きな道路があり、この辺りから西の方でよく見ることになる派手に飾り付けられた大型トラックや二階建てバスなどが走っていた。大型バスが屋根に50人くらい人の人を乗せているのを見たときは衝撃を受けた。テレビで見たことがある!
  少し向こうにある交差点は信号がないので、ポリスが1人で交通整理をしていた。指示に従わず、ショートカットをして曲がろうとするリキシャードライバーの頭を警棒で思い切りぶっ叩いているのが面白かった。それも1台や2台ではないのだ。

バングラデシュ・ダッカ
バングラデシュ・ダッカ
 宿と舗装道路との間は土ぼこりの舞う広い空き地のような歩道のようなスペースがあった。そこにはたくさんのリキシャーが停まっていた。客待ちをしている風でもなく、そもそもそれほど多くの客がこの付近にいるとも思えないのだが、とにかくたくさんいた。
 集まってくるリキシャードライバーのためのチャイ屋がいくつかあった。
 黙ってじーっと見られているときは不気味だったが、僕の周りに集まってきたリキシャーのおっさんたちは実はとてもフレンドリーで、傍のチャイ屋でチャイをおごってくれて、ぶら下がっているバナナもくれて、ビンロウみたいなものもくれた。ビンロウは相変わらず不味かった。
そんなこんなで空港に出発する時間が来た。
 やっとネパールだ。

( Dhaka / Bangladesh / 2002 )


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