1-11 水と暮らす

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 トンレサップ湖はカンボジアの真ん中にある大きな淡水湖である。
  この湖の大きな特徴は、乾季と雨季とで大きさが極端に変化することだ。一番水の少ない乾季の時は、大きさはだいたい琵琶湖の4倍、水深は平均して1mくらいしかない。一番小さな時で琵琶湖の4倍なのだから十分大きいと言える。それが雨季になると乾季の5倍(琵琶湖の15倍)、水深は平均して10mにもなる。残念ながら、僕は乾季の状態しか見たことがない。

カンボジア・トンレサップ湖 カンボジア・トンレサップ湖
  当然湖周辺で暮らす人々は、水の変化に対応できるように船の上に家を立て、店を作り、学校を建てている。または乾季の時は地面に家を建て、雨季の前になると水没しない高さの柱を立ててその上に雨季用の住まいを作る。

カンボジア・シェムリアップ カンボジア・シェムリアップ

 市街地から船着場へ続く道。土手のように盛り上がった一本道が続く。土手の下は乾季の時は畑になっていたりウシが草を食べていたりするが、雨季には湖の中に浮かぶ道になる。

( Siem Reap/ Cambodia / 2002 )